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2018-10-23

鍼灸師になるまでの道のり 12

思いがけないことが起こりました。

 

2000年2月に、夫が心筋梗塞で亡くなりました。
子供は生後5ヶ月で
ひとりではおすわりもできない頃でした。

家族構成が変わり、住む場所が変わりました。
まるで嵐の中にいるようでした。

そしてそれが落ち着いた頃、
子育て中で仕事をしていなかった私は、
自分の将来を真剣に考えていました。

まだ子供が小さかったので、
学校行事にも遠慮しないで行けるように
自由な働き方をしたいと思いましたし、

その後ろ盾として、ちゃんと勉強して、
一生ものの資格を取りたいと思ったのです。

家で仕事をして、帰ってきた子供に
「お帰り!」と言える仕事がいいと
思いました。

 

子供が1歳になったときに、
イトオテルミーの資格を取りました。

でも、不妊で悩んでいる2年間に
東洋医学について興味をもった私は
それでは物足りなかったのです。
もっと深く勉強したいと思いました。

 

「鍼灸師の勉強をしてみたい」
はっきり思ったのはその時です。

とはいえ、決心するのには
ものすごく勇気が必要でした。

 

 

ちょうどその頃、
三宅島で噴火が起こりました。

全島避難の様子をテレビで見ながら、

「もし、私がこの子をかかえて
このような状態になったらどうしよう」
と真剣に考えました。

もし、マッサージの技術があれば
どんな場所でも仕事ができる。

どんなことがあっても、
自分が健康でありさえすれば、

とりあえずその日の宿や食べ物は
どうにかできるかもしれない。
とも思いました。

 

学校について調べたり、
お金や時間について調べると、
どうやらできそうでした。

一度に、鍼灸とマッサージの
両方の資格が取れる学校もあると知り
やってみよう、と思いました。

2000年、35歳のときでした。

 

 

鍼灸師になるまでの道のり13 につづく

このブログは2009年6月に書いたものに加筆訂正しています。


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