2018-10-11
鍼灸師になるまでの道のり 5
31歳で結婚しました。
優しくて頼もしい素敵な夫でした。
結婚したら、子供は2人。
平凡でいいから幸せな家庭を・・・
と夢を見ていました。
遅めの結婚だったので、
早く子供がほしいとも思っていました。
結婚してすぐに妊娠して喜んでいましたが、
11週で流産しました。
それから1年すぎても、
妊娠の気配がありません。
1回妊娠できたのですから、
器質的な問題はないと思ったのですが、
念のため検査もしました。
問題はありませんでした。
出口の見えない「不妊」の始まりでした。
「治療しましょう」と言われて、
排卵誘発剤の注射を受けました。
「まれにお腹が痛くなることがあります」
と言われましたが、
その「まれな例」になってしまったようで、
下腹部がかなり痛みました。
そして、それをきっかけに、
それまで正常だった基礎体温が
乱れるようになりました。
「まれな例」になってしまったのは
自分の冷え症に原因があるのではないか
と思いました。
冷え症を治せば妊娠できるかもしれない、
と、確信に似た感覚がありました。
東洋医学に興味はあったものの
治療の体験がなかった私は、
これをきっかけに、
東洋医学の治療を受けてみたい、
とも思っていました。
西洋医学を否定するわけではないのです。
東洋医学という未知の医療に対する興味が
ずっと勝っていたのです。
試してみたくてしょうがなかった。
相談する人もいなかったので、
手探りで探していきました。
鍼灸師になるまでの道のり6 につづく
このブログは2009年6月に書いたものに加筆訂正しています。
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