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2019-06-12

不妊鍼灸、やめると言ってまた再開?

先日、
長野市のはり灸Lykkeでの
不妊鍼灸再開について書きました。

はり灸Lykke 不妊鍼灸一部再開について

 

・10回の回数券

・料金が年齢により差があること

など、あまり例がないので
驚いた方も多いと思います。

 

– – – – – – –

 

不妊鍼灸の患者さまは
大きく2つのタイプに分かれます。

1つめは、
定期的に長く通ってくださり
不妊から出産までサポートできた方。

もう1つは、
体外受精の直前にのみ
鍼灸を受けに来られる方。

この2つのうち、後者のタイプを
正直、負担に感じていました。

 

「肩がこってる」場合なら
少しでも楽になればいいのですが

不妊の鍼灸は、
「妊娠というゴール」があるもの。

少しマシになればいい、
というわけではないのです。

 

 

例えば、
美容院にたとえてみましょう。

1年以上美容院に
行ったことがない女性が

美容院を訪れて

「女優の●●さんみたいな
 きれいなロングヘアーにしてください」

と言ったとします。

 

「少しマシ」でいいなら
カットするだけでいいでしょう。

でも、
それでは絶対ガッカリしちゃう。

 

「美しい黒髪」がゴールなら?

カットだけではなくて
トリートメントもした方がいいし

髪質によっては、
ストレートパーマ
必要なこともあるでしょう。

白髪が目立つなら、
カラーも必要です。

当然、髪の負担も大きいし
料金も高くなるでしょう。

普段お手入れしていない人を
一度でゴールにもっていく大変さ、
イメージしていただけるでしょうか?

 

– – – – – – –

 

鍼灸も同じです。

「妊娠というゴール」に向けて

一度の施術にアレもコレもやるのは
とても難しいこと。

患者さまのカラダにとって
負担がありますし

うまくいくかどうか、
いつも自信がありません。

何もしないよりはいいので
やってきましたが

患者さまにとっても
私にとっても
ベストの選択ではありません。

 

 

もう1つ理由があります。

患者さまが妊娠できなかったとき
私もやっぱり悲しいのです。

もちろん、ご本人に比べたら
ごく軽いものだとは思いますが
それでもやっぱり辛いもの。

その上、準備期間がない方からの
悲しい報告は、それに加えて
「くやしい」のです。

もっと、回数を通ってほしかった。
私の伝え方が悪かったのだろうか?

と、自分を責めることもあります。

それを避けるために
あらかじめ回数券
買っていただくことにしました。

年齢によって金額が違うのは
大変さの違いです。

 

 

「不妊鍼灸をやめます」
と宣言したところ

「ちょっとだけやってほしい」

という声が予想以上に多くて
ショックでした。

 

こんなにも多いということは
私の想いの根幹にある

「妊娠のためには、
 鍼灸でしっかりとカラダを作ってほしい」

が届いていなかった
ということですから。

 

今、この文章を読んでも

「知っていたけど
 そこまでとは思わなかった!」

という方が多いのではないかと
思います。

 

私がハッキリと伝わるように
意思表示してこなかったからと
反省しています。

そこで改めて、
自分の本心と向かい合って
今回の形での再開となりました。

 

どうぞご理解いただきたいと思います。

 

 

 

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