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2018-10-23

鍼灸師になるまでの道のり 14

こうして、鍼灸師になるために
専門学校に通い始めました。

東京で暮らすか長野で暮らすか迷いましたが、
長野から通うことにしました。

子供は2歳と幼かったし
当時は私も虚弱だったので、
ひとりで育てる自信がなかったのです。

 

朝、実家に娘を預けて駅に向かい
新幹線で東京駅へ行き
乗り換えて新宿の隣の
新大久保にある専門学校に通いました。

娘は、実家の母が保育園に連れて行き
帰りは、私が保育園に娘を迎えにいきました。

月曜日から金曜日まで毎日。
そんな生活が3年続きました。

通学に往復5時間かかるのも
大変といえば大変でしたが、

大変だったのは通学よりも勉強で
これには本当に泣かされました。

 

鍼灸学校の勉強というのは、
東洋医学よりも西洋医学的知識の方が多いのです。

解剖学、生理学、病理学、臨床医学…
などの西洋医学的知識。

東洋医学的には
東洋医学概論をはじめとする基礎知識や
経絡経穴(ツボだけでも361個あります)
臨床に必要な技術を学びました。

 

 

学校の勉強だけではなく、
脈診(脈をみて診断する方法)を学ぶため
勉強会にも参加しました。

 

腕がいいと評判の先生の治療も
たくさん受けました。

100人いれば100とおりの鍼があるのです。

打たれた感触は見た目ではわからないので
自分の体で受けるしかないのです。

卒業後は東京に行く機会がなくなるだろうと想定して
貪欲に勉強しました。

 

在学中の私の口癖は、
「不妊が治せる鍼灸師になりたい」でした。

もし不妊症にならなかったら、
私は鍼灸師になっていなかったでしょう。

自分の経験を一番生かしていけることだし
それで喜んでくださる方も
たくさんいると確信していました。

 

3年間専門学校に通い
国家試験を受けて合格し、

2005年の春。
鍼灸師の国家資格を手にしました。

 

 

 

鍼灸師になるまでの道のり15 につづく

このブログは2009年6月に書いたものに加筆訂正しています。


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